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<<昭和50年代の子供たちが大好きだったジャンパーの思い出>>

1970年代(昭和50年代)の小学生時代はジャンバーが大流行。 ポリエステルジャンバー/ナイロンジャンバー/ウインドブレーカー/スタジャンバー/Gジャンバーなどなど、ジャンバーのポケットに手を突っ込んで歩くのがいつも子供たちにとってかっこいいスタイルでした。 みんなが着ていたジャンバーやウインドブレーカーの思い出を語ります。皆さんはどんなジャンバーを着ていましたか?

◎レタードワッペン付のかっこいいジャンバー01

昭和50年代前半ならば、こんな中綿キルト入りポリエステルジャンバーを着る少年が最高にかっこよかった。
ツートンカラー(朱色✖白と思われる)にゴム網には白2本ライン、左胸にはEの大きなレタードワッペン、白のプラスチックファスナー、そしてはっきりと見えないが左右の肩から袖口までパイピングライン(細い盛り上がったライン)がアクセントとなり付く。
左右のポケットは白のファスナー開閉式だ。
カッコイイ要素を最大限取り込んだジャンバーで、カラーで見られないのが残念だ。
この数年後に大流行となる変なスタジャンバーより全然かっこいい。

5年の頃、まさにこのジャンバーを着るおしゃれなクラスメートがいた。
11月後半勤労感謝の日くらいだったと記憶するが、最初にこのジャンバーで教室に入ってきたときはセンセーショナルだった。
4年まで彼と違うクラスだったのでどんなジャンバーを着ていたのか僕は知らないのだが、それまで見たことのないかっこいいジャンバーだと思った。
休み時間に彼を探すと、ポケットに両手を突っ込んで机の上に座って駄弁っていて、思わずそばに見に行ったのを覚えている。
しかし2月の中旬くらいか、Eのかっこいいワッペンがボロボロになり、自分で剥がしてしまってから、2~3回は見たもののそれ以降残念ながら学校には着てこなくなってしまった。

土曜の午後にこのジャンバーで近所の駄菓子屋にいるのを見かけたのが最後だったか。
でも最高にかっこよくてうらやましくてあこがれのジャンバーだった。
当時やっぱりあそこまで鮮明な赤衣服を着るのには抵抗があった。
彼の母親はレモン色のカーディガンや白と赤の2色のズボンや、うちの親が絶対に勝ってこないような鮮やかな色を彼に着せていた。

写真の少年に話が戻すが、彼もきっと自分自身かっこいいジャンバーだと思って、お気に入りだったに違いない。
モノクロではっきりわからないが胸部にはかなりシミを付けているようにも見える。
そういえばクラスメートの彼も胸元や袖口をベタベタに汚しまくっていた。

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