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<<昭和50年代の子供たちが大好きだったジャンパーの思い出>>

1970年代(昭和50年代)の小学生時代はジャンバーが大流行。 ポリエステルジャンバー/ナイロンジャンバー/ウインドブレーカー/スタジャンバー/Gジャンバーなどなど、ジャンバーのポケットに手を突っ込んで歩くのがいつも子供たちにとってかっこいいスタイルでした。 みんなが着ていたジャンバーやウインドブレーカーの思い出を語ります。皆さんはどんなジャンバーを着ていましたか?

☆ナイロンジャンバー小僧08 (PUNCH)

当時のadidas ADS-200 のパロディシリーズの中の最高傑作ともいえる PUNCH のジャンバー
誰が考えたのかと思うほどすごいアイディアだ。

ナイロンは艶がありadidasやPUMAのものより薄いフニャフニャした生地
左腕の白3本線は肘側に寄っている
白前ファスナーはやや太めで最下部は裾より3センチ程度上から始まっている
この少年のは裾ひもがなくなっているが、もともとはちゃんと付いていた。
が、PUNCHの紐はすごく細くてか弱いものであった。
そして左胸の刺繍はまさにPUMAに似せているが文字はPUNCH!
よく観察すると動物もPUMAと異なることがわかる。

PUNCHを最初に見たのは通学路が一緒だった低学年の子が見慣れない紺に白3本線のナイロンジャンバーを着ているのを見た時だった。
そして左胸を見るとPUMAの刺繍なのでPUMAで3本線のパターンができたんだ、初めて見たぞ!と思ったものだ。
その後2回目か3回目かに見た時だったか、なんとPUMAでなくPUNCHなのに気づき、びっくりしたのを覚えている。

そのPUNCHも実は違うバージョンがあったようで下の刺繍部の写真を見てもらうとよくわかる。
PUMAとの違いはPUNCHは動物が前足をまに出してより勇敢に飛び跳ねている。尻尾は上に立っていない。
しかし、この少年が着ているPUNCHの動物はPUMAに酷似している。が、ロゴと動物の位置関係が全然異なる。
いよいよわからなくなってきた。

雪道を毛糸の帽子やマフラーに薄っぺらいPUNCHのナイロンジャンバーで毎日通学するこの少年はどんな気持ちでPUNCHを着ていたのだろうか。



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